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第94回箱根駅伝(2018年)、青山学院大学が史上6校目の4連覇を達成。総合成績と復路区間成績をまとめます。

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第94回箱根駅伝が終わりました。

ランナー イラスト

今日は復路が行われました。

総合成績と復路の区間成績をまとめます。

総合成績

第94回箱根駅伝、総合成績です。

第1位:青山学院大学 10時間57分39秒

第2位:東洋大学 11時間02分32秒

第3位:早稲田大学 11時間09分08秒

第4位:日本体育大学 11時間09分27秒

第5位:東海大学 11時間10分08秒

第6位:法政大学 11時間10分20秒

第7位:城西大学 11時間12分12秒

第8位:拓殖大学 11時間12分31秒

第9位:帝京大学 11時間13分25秒

第10位:中央学院大学 11時間14分25秒

第11位:順天堂大学 11時間14分39秒

第12位:駒澤大学 11時間15分13秒

第13位:神奈川大学 11時間17分08秒

第14位:國學院大学 11時間18分05秒

第15位:中央大学 11時間19分26秒

第16位:大東文化大学 11時間22分58秒

第17位:東京国際大学 11時間22分59秒

第18位:山梨学院大学 11時間23分24秒

第19位:国士舘大学 11時間26分42秒

第20位:上武大学 11時間32分41秒

オープン参加:関東学生連合 11時間40分01秒(参考記録)

往路2位でスタートした青山学院大学が復路で逆転をし、史上6校目の4連覇を達成しました!(復路での逆転優勝は7年ぶり)

2位に入った東洋大学は10年連続3位以内となり、平成に入って初めての記録を作りました(通算では6校目)。

中央学院大は大学史上初の4年連続シード権(10位以内)、また予選会から勝ち上がってきた城西大、拓殖大、帝京大が10位以内に入り来年のシード権を獲得しました。

入れ替わりで神奈川大学が2年ぶり、順天堂大学が4年ぶり、駒澤大学が9年ぶりにシード権を失い、来年は予選会からの出場となります。

復路区間成績

続いて、復路区間の区間賞選手を紹介しながらざっくり振り返ります。(文中敬称略)

6区

区間賞:小野田勇次(青山学院大)58分03秒

山下りの6区はスピードランナーが揃う区間。

区間記録にあと2秒と迫る好記録で走りきった青山学院大の小野田が15kmすぎに先頭を走る東洋大の今西に追いつき、さらに突き放して最終的には52秒差をつけてついに青山学院大がトップに立ちました。

区間2位で走った東海大の中島は順位を9位から5位へ押し上げました。

7区

区間賞:林奎介(青山学院大)1時間2分16秒

トップでタスキを受けた青山学院大の林が区間記録を更新する快走を見せてトップをキープ。

後続では日体大の住田が区間2位の快走でシード権外の11位からシード権内の7位まで順位を押し上げました。

駒澤大の工藤は調子があまり良くない中必死の走りでタスキをつなぎ、4年間の箱根駅伝を終えました。沿道の応援がすごかった!

30歳の1年生、東京国際大の渡邊はこの7区で登場。

また、上武大と関東学生連合の2チームが7区から8区へつなぐ平塚中継所で繰り上げスタートとなりました。

8区

区間賞:下田裕太(青山学院大)1時間4分46秒

3年連続8区を走った青山学院大の下田が3年連続区間賞。

2位東洋大との差をさらに広げて優勝を確実なものとしました。

7区で4位だった東海大の館澤が1分19秒差を逆転して3位に浮上。

8区から9区へつなぐ戸塚中継所では、大東文化大、山梨学院大、国士舘大、上武大と関東学生連合の5チームが繰り上げスタートとなりました。

9区

区間賞:清水歓太(早稲田大)1時間10分39秒

東洋大の小早川は唯一の4年生。意地の走りを見せてトップ青山学院大との差を53秒縮めました。

法政大の磯田、早稲田大の清水、日体大の室伏による熾烈な4位争いは16km過ぎで日体大の室伏が脱落。

抜け出した早稲田大の清水が戸塚中継所では1分5秒あった3位の東海大との差を14秒差まで縮めました。早稲田大の清水は区間賞を獲得。

9区から最終10区へつなぐ鶴見中継所では戸塚中継所での5チームに加え國學院大、東京国際大のの計7チームが繰り上げスタート。

特に國學院大はあと少しのところで、目の前での繰り上げスタートとなりました。

過去に何度かこういう場面を観ていますが、毎回胸が痛みます・・・

10区

区間賞:小笹椋(東洋大)1時間11分9秒

追う東洋大の小笹が来年につながる走りを見せて区間賞を獲得。

優勝のゴールテープを切った青山学院大の橋間が区間2位の好走を見せました。

6位でスタートした日体大の中川翔太が鶴見中継所で1分6秒先をゆく4位早稲田大の谷口に2秒差まで詰め寄りましたが谷口が振り切り、さらには前をゆく3位東海大の川端を抜き去って3位でゴールテープを切りました。

中川は区間3位、谷口は区間8位。

シード権争いでは11位でスタートした順天堂大の花澤が追い上げを見せましたが、14秒届かず。

さいごに

青山学院大学の4連覇で幕を閉じた今年の箱根駅伝。

6区小野田の区間記録に迫る走りと、7区林の区間新記録でほぼ「決まった」と感じました。

解説の渡辺康幸さんも終わったあと同じことをおっしゃっていました(何だか嬉しい)。

7区を走った駒澤大の工藤は本人の実力からすると万全な走りではありませんでしたが、気持ちがこもった、熱い走りを見せてくれました。

記憶にしっかりと残る走りだったと思います。

今年の箱根駅伝は終わってばかりですが、各校は打倒・青山学院大に向け闘志を燃やし始めます。

走ったメンバーのうち9人が残る東洋大、7人が残る東海大が来年は優勝候補に挙がりそう。

今から来年の箱根駅伝が楽しみです。