お正月といえば駅伝!
昨日と今日の2日間に渡って、100年以上の歴史がある箱根駅伝が行われました。
こちらの記事では、2021年1月3日(日)に行われた第97回箱根駅伝(2021年)復路の大学別成績と各区区間賞を個人的感想つきでまとめます。
往路の大学別成績と各区区間賞はこちらの記事でまとめています。
▽箱根駅伝観戦のおすすめ本
第97回箱根駅伝(2021年)大学別成績
第97回箱根駅伝(2021年)、まずは大学別の総合成績とタイムです。
チーム | タイム | |
---|---|---|
1 | 駒澤大学 | 10:56:04 |
2 | 創価大学 | 10:56:56 |
3 | 東洋大学 | 11:00:56 |
4 | 青山学院大学 | 11:01:16 |
5 | 東海大学 | 11:02:44 |
6 | 早稲田大学 | 11:03:59 |
7 | 順天堂大学 | 11:04:03 |
8 | 帝京大学 | 11:04:08 |
9 | 國學院大學 | 11:04:22 |
10 | 東京国際大学 | 11:05:49 |
11 | 明治大学 | 11:06:15 |
12 | 中央大学 | 11:07:56 |
13 | 神奈川大学 | 11:08:55 |
14 | 日本体育大学 | 11:10:24 |
15 | 拓殖大学 | 11:10:47 |
16 | 城西大学 | 11:11:20 |
17 | 法政大学 | 11:13:30 |
18 | 国士舘大学 | 11:14:07 |
19 | 山梨学院大学 | 11:17:36 |
20 | 専修大学 | 11:28:26 |
参考 | 関東学生連合 | 11:18:10 |
駒澤大学が13年ぶり7回目の総合優勝!
創価大学が過去最高順位の2位、昨年初めてシード権を獲った東京国際大学が2年連続のシード権獲得。
予選会からの出場校では順天堂大学が7位に入りシード権を獲得、替わって明治大学がシード権を失う11位に。
上位10位までの大学には来年の箱根駅伝への出場権がシードとして与えられ、11位以下の大学は10月に行われる予選会を勝ち抜いた上で箱根駅伝への出場権が与えられます。
第97回箱根駅伝(2021年)復路 大学別成績
続いて、第97回箱根駅伝(2021年)復路の大学別成績とタイムです。
チーム | タイム | |
---|---|---|
1 | 青山学院大学 | 5:25:33 |
2 | 駒澤大学 | 5:25:35 |
3 | 中央大学 | 5:28:39 |
4 | 早稲田大学 | 5:28:47 |
5 | 創価大学 | 5:28:48 |
6 | 國學院大學 | 5:29:30 |
7 | 明治大学 | 5:30:12 |
8 | 順天堂大学 | 5:30:32 |
9 | 東洋大学 | 5:30:34 |
10 | 東海大学 | 5:31:09 |
11 | 帝京大学 | 5:33:29 |
12 | 東京国際大学 | 5:33:43 |
13 | 日本体育大学 | 5:33:46 |
14 | 神奈川大学 | 5:35:15 |
15 | 城西大学 | 5:35:36 |
16 | 拓殖大学 | 5:35:46 |
17 | 法政大学 | 5:36:16 |
18 | 国士舘大学 | 5:36:19 |
19 | 専修大学 | 5:38:30 |
20 | 山梨学院大学 | 5:38:58 |
参考 | 関東学生連合 | 5:32:24 |
往路12位と出遅れた前回王者の青山学院大学が復路優勝!
総合優勝した駒澤大学が2秒差の2位、個人の区間記録が5人すべて5〜7位と快走した中央大学が復路3位となりました。
参考記録ながら関東学生連合が復路11位相当と検討。
第97回箱根駅伝(2021年)復路 各区区間賞
第97回箱根駅伝(2021年)復路、各区区間賞とタイムです(氏名は敬称略)。
選手 | タイム | |
---|---|---|
6区 | 花崎 悠紀(駒澤大学) | 57:36 |
7区 | 佐伯 涼(東京国際大学) | 1:03:10 |
8区 | 大保 海士(明治大学) | 1:03:59 |
9区 | 石津 佳晃(創価大学) | 1:08:14 |
10区 | 石川 拓慎(駒澤大学) | 1:09:12 |
復路では区間新記録こそ出なかったものの、8区の大保選手と9区の石津選手が区間記録に迫る好タイムで区間賞を獲得。
第97回箱根駅伝(2021年)復路 個人的感想
ここからは、第97回箱根駅伝(2021年)復路を観たわたしの個人的感想を書いていきます。
3分19秒差をひっくり返した!誰もが驚いた10区での逆転優勝
今日はもうこの話しかないでしょう!
9区を終えた時点でトップを走る創価大学と2位駒澤大学のタイム差は3分19秒。
残り1区間ということを考えれば、創価大学の総合優勝は間違いないと誰もが思ったはずです。
その前提で中継放送が行われていたと感じたし、そもそも前を走る選手が相当なブレーキを起こさない限り、1区間(23km)でこのタイム差がひっくり返ることは現実的ではないのです。
蒲田のポイント(5.9km)でタイム差が34秒縮まったのは、創価大学の小野寺選手はゆっくり入り、駒澤大学の石川選手は突っ込んで入ったからだと、ただそれだけの理由だと思っていました。
しかし、その後の定点ポイントでのタイムの縮まり方が尋常じゃない・・・
走る距離が伸びれば伸びるほど、2人の距離がだんだん近づいていくのです。
途中から目に見えて苦しそうな走りになった小野寺選手を、快調なペースで走る石川選手が猛追!
残り5kmあたりで1分差にまで詰め寄り、残り2km手前でついに逆転!
そのまま石川選手が小野寺選手を突き放し、逆に52秒差をつけて優勝のゴールテープを切りました。
現実的ではないタイム差をひっくり返し、10区での逆転優勝。
この展開を誰が予想できたでしょうか。
こういうドラマがあるから、箱根駅伝観戦はやめられないんです!
さいごに
第97回箱根駅伝(2021年)、総合成績と復路成績を個人的感想とともにまとめました。
昨日の往路で箱根駅伝のおもしろさを改めて感じた、と書いたけど今日の復路でその思いはさらに増しました。
今回悔しい思いをした選手のリベンジ、期待しています。
書くタイミングが遅くなってしまいましたが・・・
駒澤大学の皆さん優勝おめでとうございます!
10区での逆転優勝、お見事でした。
優勝メンバーが9人残るから来年も優勝候補間違いないですね。
さいごに、いち観戦者として・・・
今回の箱根駅伝開催に向けて尽力して下さった皆さまにこの場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
▽前回大会の総合成績、復路成績まとめはこちら