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第96回箱根駅伝(2020年)往路成績まとめと個人的感想。青山学院大学が3年ぶりに往路優勝!

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お正月といえば駅伝!

元日はニューイヤー駅伝が行われました。

そして今日と明日は箱根駅伝!

予習と復習はKindleでNumberの箱根駅伝特集を読んでバッチリ(・・・のはず)。

昨日に引き続きスタートからゴールまでガッツリとテレビ観戦しました!

こちらの記事では、1/2(木)に行われた第96回箱根駅伝(2020年)往路の大学別成績と各区区間賞を、個人的感想とともにまとめます。

昨年の箱根駅伝往路成績まとめはこちらからどうぞ。

第96回箱根駅伝(2020年)往路 大学別成績

第96回箱根駅伝(2020年)往路、まずは大学別の順位とタイムです。

チームタイム
1青山学院大学5:21:16
2國學院大學5:22:49
3東京国際大学5:24:33
4東海大学5:24:38
5明治大学5:27:11
6帝京大学5:27:15
7創価大学5:27:34
8駒澤大学5:27:41
9早稲田大学5:28:48
10拓殖大学5:29:08
11東洋大学5:29:15
12中央学院大学5:29:17
13中央大学5:31:40
14順天堂大学5:31:52
15日本大学5:32:53
16法政大学5:33:00
17神奈川大学5:34:11
18日本体育大学5:34:35
19筑波大学5:37:53
20国士舘大学5:38:37
参考記録関東学生連合5:34:54

青山学院大学が大会新記録で3年ぶりに往路優勝!

4位の東海大学までがこれまでの大会記録を更新するというかなりレベルが高いレースとなりました。

2位の國學院大學、3位の東京国際大学はそれぞれ往路の大学最高順位を更新!

そして、1度も繰り上げスタートが行われませんでした。嬉しい!

第96回箱根駅伝(2020年)往路 各区区間賞

第96回箱根駅伝(2020年)往路、各区区間賞とタイムです。(敬称略)

選手タイム
1区米満 怜(創価大学)1:01:13
2区相澤 晃(東洋大学)1:05:57
3区ヴィンセント(東京国際大学)59:25
4区吉田 祐也(青山学院大学)1:00:30
5区宮下 隼人(東洋大学)1:10:25

2区から5区までの4区間で区間新記録!

3区では区間賞を獲ったヴィンセント選手だけでなく2位の遠藤大地選手(帝京大学)、3位の田澤廉選手(駒澤大学)が区間記録を更新、5区では区間賞を獲った宮下選手と2位の飯田貴之選手(青山学院大学)、3位の浦野雄平選手(國學院大學)が区間記録を更新しました。

第96回箱根駅伝(2020年)往路 個人的感想

第96回箱根駅伝(2020年)往路をテレビ観戦したわたしの個人的な感想を書き記します。

1区(21.3km)

1区は近年まれに見ないハイペース!

青山学院大学が3年生エースの吉田圭太選手を当日エントリー変更で1区に持ってきたことには驚きました。

寝起きの状態でテレビから流れてくる音を聞いていたので寝ぼけて聞き間違えたかと思ったくらいです(笑)

区間賞候補だった西山和弥選手(東洋大学)が11kmすぎで先頭集団から脱落したときはショックな思いと「昨年はケガをしたからついていけないのかなぁ・・・」と思う部分と両方の思いがありました。

ただ、終盤は粘り強い走りで1度下げた順位を少し戻したので、そこはさすが2年連続1区区間賞の実力者だなと思いました。

区間賞を獲った米満怜選手(創価大学)は、大学史上初めての箱根駅伝区間賞。

2区(23.1km)

2区は早々にトップが集団になって誰が飛び出すかわからない状態でとてもわくわくしながら観ていました。

さらには相澤晃選手(東洋大学)伊藤達彦選手(東京国際大学)の熱い熱い並走!

「絶対に譲らないぞ!」という気迫あふれる走りを2選手とも見せてくれました。

最後は相澤選手が前に出て区間新記録で区間賞を獲りましたが、伊藤選手も区間2位と素晴らしい成績!

トップ争いは集団走の中で常に涼しい表情をしていた岸本大紀選手(青山学院大学)が最後に抜け出し、トップでたすきリレー。

3区(21.4km)

3区はヴィンセント選手(東京国際大学)が驚異の1時間切りで堂々たる区間記録更新!そしてトップを奪還。

ヴィンセント選手は3区を走る選手の中でひとり異次元の走りをしていました。

トップを走っていた鈴木塁人選手(青山学院大学)がジェスチャーで「お先にどーぞ」とやっているのを見たときは思わず吹き出して笑っちゃいました(笑)

鈴木選手は区間4位の記録で2位でたすきリレー。

期待の1年生田澤廉選手(駒澤大学)はスタートしてから1人ずつ抜き去っていき、最終的には7人抜きでチームを6位に押し上げました!その姿は文字どおり爆走

そしてレースを観ていて気になったのが東洋大学の順位。

7位でスタートしたのに、3区で順位を落として10位・・・往路優勝3連覇に黄信号。

4区(20.9km)

4区は2位でスタートした吉田祐也選手(青山学院大学)が前を行く佐伯涼選手(東京国際大学)をどの地点で捉えるのかに注目していました。

中継所では1分21秒差、9km地点で33秒差、そして13.8kmでついに追いつきそのまま前へ。

吉田選手は区間新記録の好成績で2位の東京国際大学に1分02秒差をつけてトップでたすきリレー。

昨年11月に行われた全日本大学駅伝でMVPを獲得し、その走りが注目された名取燎太選手(東海大学)は、中継所で33秒前を走っていた岩佐壱誠選手(帝京大学)に最後追いつき順位をひとつ上げて4位でたすきリレー。(個人記録は区間2位)

3区で気になっていた東洋大学の順位は、さらに下がって14位に。

往路3連覇はかなり厳しくなりました・・・

5区(20.8km)

5区は区間賞候補の浦野雄平選手(國學院大學)青木涼真選手(法政大学)西田壮志選手(東海大学)がどんな走りを見せてくれるかに注目していました。

トップから1分28秒差の3位でスタートした浦野選手は早い段階で順位を2位に上げ、先頭を走る飯田貴之選手(青山学院大学)との差を1分ほどに詰めたときは「さぁ来るか?」と思ったのですが、飯田選手も素晴らしい走りをしていたのでそれ以上差が詰まることはなくむしろ差を広げられ、自身の昨年の記録は更新したものの飯田選手に次ぐ区間3位で最後の箱根駅伝を走り終えました。

西田選手は4位からスタートし、山上りで前を行く山瀬大成選手(東京国際大学)を抜いたのですがそこからギアを上げきることができず、終盤の下りで山瀬選手に追いつかれし烈な3位争いとなり、最後は競り負けて4位でゴール。(個人記録は区間7位)

ラスト西田選手に競り勝った山瀬選手の言葉に笑った(笑)

青木選手は18位からスタートし順位こそ2つ上げただけでしたが、まるで平地を走っているような山上りの走りをしっかりと見せてくれ、個人記録は区間4位と実力者らしい成績を残してくれました。

さいごに

第96回箱根駅伝(2020年)、往路の順位と各区区間賞を個人的感想とともにまとめました。

全体的に「おもしろい」レースでとっても満足!

そして青山学院大学のみなさん往路優勝おめでとうございます!

https://twitter.com/goldblack_33/status/1212596102442078209

明日は復路が行われます。

復路もテレビの前にどっしりと構えて観戦します!

その前にもう1度Numberを読んでおこう。

復路の成績まとめと個人的感想はこちら